ウルトラマラソン
先日、飛騨高山ウルトラマラソンに出場してきました。
今大会、初のウルトラ挑戦。
太陽が昇る頃から、日が沈むまでの丸一日。
距離にして100キロ、コース高低差約800m、上り坂全てを足した累積標高差2707mは日本最大級。
そんな国内屈指のタフなコース。
私SATORUが、走り続けた中で感じた事をお伝えします。
大会当日は、早朝スタートのため前日より飛騨入り。
大会当日、AM4時45分。
朝の始まりとともに長旅のスタートです。
早朝にも関わらず、古い町並みには地元の方が多く出迎えてくれます。
街をあげての大会に、走りはじめたところで、とてもほっこりした気持ちになります。
ただ、まだ頭はそんなに目覚めておらず、身体が先に目覚めていくような感覚。
次第に、太陽が姿を見せ始めるとともに、ようやく頭も目覚めます。
驚くことに時計をみなくても太陽の高さと温度で、おおよその日中の時間わかってくるのです。
これも丸一日、太陽の下を走り続けてるからこそ分かる、面白い感覚でした。
走る事にすべてのもつエネルギーを注ぐことにより
起こってくる痛み、疲労感などの様々なカラダへの変化。
ある意味、まず普段では絶対に感じることのない変化だからこそ、どんな状況でもなぜか楽しめる。
カラダへの変化は、ネガティブな要素だけではなく、
時には驚くほどリラックスできたり、とても楽に走れたり。
気持ちの高揚が感じられ、何故か顔が緩み笑顔で走り続けていたり。
10時間以上走るという行為をし続けながら、同時に頭の中も色々な思いが巡り巡る。
そんな中気づいた思考への面白い変化。
最終至ったところは、とてもシンプルな事。
ただ、一歩一歩と足を運び前に進むこと。
距離が増すごとにどんどんクリアになっていく頭の中。
10時間43分、100㎞長旅のゴールは、とても自然ですっきりとしたものでした。
太陽が昇る頃から、日が沈むまでの丸一日
おかげさまで初のウルトラマラソン無事に完走する事ができました。
この感覚をレッスンの中で、皆さまにまたお伝えできればと思っております。
SATORU