声を出す
2015.07.05
平安神宮の「東観荘」で行われた狂言浴衣会へ行って参りました。
能舞台でする本格的な狂言ではなく、生徒さんの発表会の場。
狂言に触れる初舞台としては、丁度いい緊張感。
先生がコソコソと、忘れたセリフを教える姿も微笑ましく、(笑)
休憩時間にはお茶やお豆、飴を頂いたり、狂言の発声を、先生との掛け合いで体験したり。。
中腰の姿勢や、しなやかな動きもモチロン美しかったのですが。
私がより一層心に響いたのは「声を出す」と、いうこと。
きっと、最近読んでいるこの本の影響かなー。
耳が聞こえない状態で生まれ、ある手法で聞こえるようになり、その後の人生を綴ったお話。
「声をだす」という行為を、繊細にゆっくりと表現されている一冊。
普段何気なく発し、他人に伝えている自身の「声」
実はとっても貴重な機能の一つなのです。
皆様も、機会があればぜひお手に取ってみてくださいね~!
時間や気持ちに余裕があり、たくさんの経験や感動に満たされた7月はじめの日曜日。
無事に28周年を迎え、これからも益々頑張りますっ!
yukino