考え方の学び
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当たり前のように日が登り、
忙しくても、楽しくても、悲しくても、
やっぱり日は沈みます。
先日、初の長唄演奏会へ招待して頂き、行ってまいりました。
片足とも言えない、ほんの爪先が触れたくらいほどのお三味線との関係ですが
(周年パーティにご参加された方はご存じかと思います。。。(笑))
見て、聞いて一言。
兎に角かっこいい!
猫の皮に、絹の糸。
それに幾重もの「木」の存在。
「ちりちり」
「ちんとんしゃん」
本当にそう聞こえます。
電波を通じて聞いたことのあるそれとは違い、
お三味線の、心地よく響き渡る繊細な音色に魅了されてしまいました。
(お歌も素晴らしかったのですが、やはりどうしても、お三味線ばかり見てしまいます。。。)
当たり前かもしれませんが、
譜面もない舞台、表情や体幹を微動だにせず演奏されるお三味線の皆様方。
1曲凡そ20分ほどですが、抑揚、強弱、緩急がひしひしと伝わってきます。
日本の伝統芸能でありながら、これまであまり触れることのなかった特異的なリズムもあるせいか、
そんな土素人ならではの平凡な感動を胸に、心踊らせていました。
ふと気がつくと、人それぞれに、「当たり前」の感覚が異なると言うことに気づく。
お三味線しかり、お歌しかり、そりゃあ勿論、
時間も重きもそちらに費やす訳で。
たくさんたくさん、練習もするだろうし、歓喜や挫折、
そして迷うことだってあると思います。
きっとそれは、自分自身にしか分からない事。
私はいま、何を大事に、
何に重きを置いているのかと、
改めてあたまで整理し、そして胸に聞いてみる次第となっていました。
ひと度整理するというのは、
意外とすぐに出来るものかもしれませんね。
yukino