あいさつ
本日のモーニングクラス後のカフェでの話題
武術のあいさつについて。
日本では、会釈をしてあいさつをするのが一般的ですが、
武術の世界では少し違うようです。
太極拳の資志先生曰く、
初対面の相手に頭をさげる事は、スキを自らみせることで、何をされるかわからないこともあり
「手印」で挨拶を交すそうです。
また、その時点で相手の力量が図れるとも言われているそうです。
右の拳は「剣」
左の手のひらは「楯」を表わし
また、相手から見ると「日」に「月」で『明』の文字、陰陽のカタチにも見えます。
そして拳と手のひらを合わすことで、敵意ががないことを示す合図になります。
そして太極拳では、その楯となる手で止めたり、またそっと包んだりすることで、
平和的に物事を解決するという、争いを止めるという意味もあるようです。
あいさつや、ポーズに今までの知らない事の意味を汲み取ると
またひとつクラスを受ける際に、理解が深まりますね。
そっとつつんで平和的解決をする。平和を願う、素敵な挨拶ですね。
また本日、その後のクラスで、フラのYAKO先生にも聞いてみました。
フラで使う、あいさつや、包み込むような動作について。
「ALOHA」
一番皆さんが耳にする、日常のあいさつから、愛する人への気持ちなどを表す様々な思いを表す大切な言葉。
胸の前でゆっくりと包むように手を重ねて、その大切な気持ちを表現しているそうです。
太極拳やフラより、あいさつについての意味に興味を持つことで
今自分たちがしている、日本特有の何気ない会釈にも意味を考える機会になりますね。
そして、その意味がはっきりすると、動作にもきっとより心が入ってくるようになりますね。
本日もBlogを最後までお読み頂き、ありがとうございます。
「包挙」。
SATORU