KyotoWoodsHANASE Project 鹿柵設置イベント
未来に繋げるプロジェクトの一環として
私達Nadiも協力し実施している
KyotoWoodsHANASE Project
NadiアウトドアインストラクターMASAこと中川政寿氏が主宰し、
森の環境や、伝統文化産業の再生活動をするプロジェクト。
花背でのアウトドアアクティビティを通して、楽しみながらも花脊の森の未来を考え、
参加する皆様と一緒に、この先も変わらぬ未来のトレイルを楽しめるように活動しています。
今回のイベントは、『鹿柵設置』
京都市左京区役所地域力推進室・チマキザサ再生プロジェクト・京都大学農学部研究室・京都市百井青少年村など
のご協力の下、
参加して下さったみなさんと共に
花背大見地区で既に設置されている、鹿柵の拡張設置作業を行いました。
大見地区の鹿柵は、京都大学の研究柵で設置されてから8年目がたち、
中のチマキザサは「粽」を作れるまでに生長しています。
囲った中と外ではこれだけの差です。
まずは、資材を設置場所に運ぶところから
力を合わせて、バケツリレー方式で。
はじめに、今回の鹿柵設置において
京都大学大学院農学研究科の高柳先生と、秋田県立大学の薪田先生により
ご説明をいただきました。
そしていよいよ作業開始。
設置内の倒木をどけていく作業は
全身運動で、自然の中でのフィットネスですね。
基礎支柱を正確に打ち込んでいきます。
“10年間100%保護ができる柵の設置を!”
をテーマに、みなさん1000%の本気の気持ちで望んでいただきました。
作業にも10年後を見据えて、熱がこもります
とはいっても自然と、笑顔があふれる現場。
気持ちのいい日差しの中、着々と作業が進んでいきます。
しっかり午前中の作業を終え
百井キャンプ場にてみんなでお昼休憩。
チマキザサが生い繁る将来の花背の森の姿を想像しながら、楽しくお昼をとりました。
午後からはいよいよ金属柵の設置へ。
作業は大詰め、鹿の気持ちになり
進入路をくまなくチェックしていきます。
ご指導頂いた先生曰く、今まで作った柵はすべて“作品”と呼ぶそうで
今回は、とてもいい作品ができたと好評価を頂きました。
時間をかけ、これからこの柵を中心として
この地域が笹原として拡がっていくことを楽しみにしながら、
今後も活動を続けていきたいと思っています。