秋雨の候
辛うじてアウトドアプログラムが行えた、雨の降る金曜日
朝晩は冷え込みつつも、レッスンから帰って来られた会員様は毎回汗を拭うほど。
毎週、毎時間、それぞれの決まったスケジュールで運動をする。
当たり前という名の、贅沢な存在感。
そんな毎日の中で、日々の変化に目や耳を向けながら
笑ったり泣いたり、怒ったりうつむいたりと感情を繰り返し、自分の変化にも気づいてゆく。
少し時間ができたので、京都シネマにて「パターソン」という映画を見ました。
パターソンに住むパターソンという名の主人公。
バスの運転手である彼は、毎朝同じタイミングで目覚め、妻にキスをして出勤し、
いつもの時間に仕事から帰ると、妻と夕食を済ませ、愛犬マーヴィンと散歩にでかける。
仕事に務めながらも、趣味である詩を暇を見つけては書き留める日々。
クスっと笑えたあの一言、失恋に悩む友人、ちょっとしたイタズラに、勇気を振り絞った告白。
日常のささいな出来事の、なんと愛おしいことでしょう。
もう一度丁寧に日常を過ごせるような、そんな映画でした。
根っこが出てきたアボカドの種。
皆さんは、どんな雨の日をお過ごしですか?
yukino