健康に関するおサイフ事情
豊かな国、日本
人それぞれ悩みや不安は尽きないものの、平均的に満たされた日々。
健康に関する情報も溢れかえり、一体何が正しいのか分からなくなることもしばしば。
日本WHO協会が掲げている健康の定義は
「健康とは、病気でないとか、弱っていないということではなく、肉体的にも、精神的にも、そして社会的にも、すべてが満たされた状態にあること」
としています。
という訳で、病気にならないために、未病、予防医学の言葉が飛び交う毎日。
Nadiの会員様に、オリジナルブレンドの生薬をライフスタイルに取り入れている方がいて、
「一回にかかる治療費(診察、針治療、生薬の処方等)は1万円ちょっと。決して安くはないよね~」
とオープンにお話されていました。
相場はわかりませんが、私自身も、安くはないかな?と感じました。
そう、健康を維持していくためには案外お金がかかります。
エネルギーを補う食事、巡りを良くする運動、回復を促す睡眠、と。
尽きることのない健康産業、何にどれだけお金を使うか?は人それぞれ。
先日、人生で初めて7合食と言われる16日間の養生をしてみました。
簡単に言えば食事制限。10日間玄米だけで過ごし、回復食として3日間具なしのお味噌汁プラス、
残り3日間具ありのお味噌汁プラスって具合に過ごすことです。
写真は玄米もち。これに玄米甘酒をかけて頂きます。
めちゃくちゃ美味しいです!このお餅にどれだけ救われたことか~。
体重は3キロ減、消化器官などの巡りも良くなり、身体も動かしやすくなりました。
身体への効果はレッスンに来てくださった方から「お腹ぺったんこやん!」と、目に見えて分かるほど。
何より時間がすごく増えたように感じます。
とにかく玄米だけなので、食べ物を選択するエネルギーや時間がなくなります。
読みたかった本を読めたり、会いたかった人に連絡を取れたり、滞った考えもクリアになります。
日々の満たされた生活に感覚がマヒし、見落としがちな些細な幸せにもたくさん気づくことができました。
そして辛かったこと。私の場合、食べたいものを食べれないことよりも
「これ美味しいね!」と人と共感を得れないことが一番しんどかったです。
パンが好きな方は新しいパン屋さんの話題に興奮するし、
お酒が好きな方は毎晩の晩酌に癒される。美味しいものの情報って素直に気持ちが豊かになります。
更には、自分自身が好きなものを人と共感できるなんて、大人になっても嬉しいもの!
思うところ自分の考え方を変えてみる分には、お金は一切かからないということ。
まあ、きっかけはお腹の中がからっぽになったからかもしれませんが・・・。
相手の「好き」を否定せず、寄り添ってみると、新たな世界が広がる感じがしてきます。
冒頭の健康の定義について、精神的、社会的な健康って、こういう部分にもあるのかな?と思ってみたり。
人と会話することで伝染する豊かな感情。
健康的な方が通うNadiには、たくさんの健康ワードが溢れています。
楽しくおしゃべりしながら、色んな情報をダイレクトに聞ける素晴らしい環境です!(笑)
オーガニック、マクロビ、ヴィーガン、グルテンフリー。
身体に優しいこともはモチロン、丁寧に作られたものだから、私も大好きです。
一方で、屋台で売られているたい焼きも大好き!笑
写真は吉田神社の節分祭にて。カロリーの事を気にするよりも、思い出を食べちゃいました。
好きなことにかけるお金も時間も、何事もバランスよく。
筋道立てることも、ほんのり許してあげることも大事。抑揚のあるひと時を◎
って自分に一番言い聞かせております!(^^)/笑
yukino