コロナ渦で様々な大会が中止になり
ウルトラランニングと言われるロングディスタンスの大会も各地で数多く中止になった4年前。
当時そんな大きな目標のために時間をかけて日々練習して来られた方や、一度はチャレンジしてみたいとの
メンバーさんの声を受けて当時Nadi始まって以来の最長距離に挑むロングランイベントを企画するに至りました。

今回は、その企画が復活。その名も〝 三都巡り 〟ランニングイベント。
走った距離をより実感できる1way、神戸→大阪→京都の3つの都を巡る、三都満喫約ランニングになりました。

1. イベントの始まり：神戸にてスタート

集合場所は、朝の静かな神戸の港。予報は曇りだったにも関わらずサンサンと太陽光が照り付けスタート時点ですでに30℃近くの気温に。
参加者たちは、少し緊張の表情を浮かべながらも、いつもとは違った神戸の港の風景にココロが弾みます。SATORUからのイベント説明の後、さっそくスタート。最初の数キロは神戸ハーバーランドやモザイクガーデン、南京町といった見どころが続きます。ウォーミングアップと思いきや、直射日光下ではかなり体温が上がる過酷な状況。

 

 

2. 大阪を目指して：風景と街並みを楽しむはずが…

神戸から大阪に向かう道中は、海沿いを走る区間や、神戸の街並みが続くエリアを通過予定でしたが。。。あまりの暑さに参加者のこれからはじまる長い道のりを考え、神戸のモダンな街並みから変更し、高架下などの影を探しながらの熱中症対策ルートに急遽変更。途中で立ち寄る休憩ポイントでは、SATORのアドバイスのもと氷を頭や首に補給しながらのランニングに。なんとか神戸の市内を抜け、年始の福男選びで有名な西宮神社、熱戦を続ける阪神甲子園球場にも立ち寄り兵庫県を後に。

 

3. 大阪の地を駆け抜ける

大阪市内に到着すると、街の活気や観光地が見どころ。大阪駅に最近できたグラングリーン大阪や大阪城を横目に走り抜け、道行く人々から応援？？に励まされながら、次の都市・京都へ向かいます。暑さもあり、大阪で断念するメンバーも満足げな表情。普段のランニングでは味わえない街の景色と、灼熱の街中を駆け抜け、メンバーたちの表情にも充実感が感じられました。

 

4. 最終区間：京都へ、そしてゴールへ！

大阪を出発して淀川沿いから長い道のりが続きます。50Kmを超え同じ景色が続く中にも、恵みの雨やオアシスのスーパーなど、なんとか一歩一歩歩みをすすめます。京都へのラストスパートに入ると、新たなエネルギーが湧いてきます。京都へと続くルートには、河川敷のかすか彼方へゴールの京都タワーが見えて、ゴール地点が近づくにつれて疲労もピークに達しますが、仲間同士で励まし合いながら最後のひと踏ん張り。そして、ついに京都駅のゴール地点へ到着！なん総走行距離96Kmフィニッシュ、全員がやり遂げた達成感と共に笑顔が溢れました。

終わりに：挑戦を乗り越えた先に

「三都巡りランニングイベント」を通して、全員が長距離ランの達成感とともに、猛烈な暑さの中一丸となって走る事を共有する素晴らしい時間を過ごしました。以前参加した方や、今回が初めてのロング走で自分至上最長さを経験した参加者も一緒になってゴールを目指したこの日が、全員にとってかけがえのない思い出になったことでしょう。

参加者の皆様、そしてサポートしてくれたスタッフ、本当にお疲れ様でした。
次回も？？また、この「三都巡り」が新たな挑戦の舞台になる日を楽しみにしています。
次は時期を考えます(笑)