滋賀さんぽ~ひなまつり紀行~
2月の滋賀さんぽは
滋賀県各地で開催されている『びわ湖雛人形巡り』に出かけてみました。
今回の行き先は近江商人の町、日野町の『日野ひなまつり紀行』へ。
まずは馬見岡綿向神社へとお参りしてからのスタート。
とても広々した開放感のある場所にどっしり構えるこの神社。
イノシシがこちらの神の使いということで各所にイノシシの姿が!
参拝記念のこちらはもちろんイノシシ!
こちらは撫でるとご利益があるイノシシ。
そして守り神のように立派なイノシシ!!
綿向神社でも期間限定で、大小の貴重な昔の雛人形が展示されています。
明治時代に京都上賀茂神社の社家の鴨御家よりお輿入れされた時に持参されたという雛人形も展示されていました。
この後は町中めぐりに。
この日野町はこの時期だけ約150軒ものお家で代々の雛人形が飾られています。
毎年5月に開催される日野祭りを家の庭から見れらるようにさじき窓というものが
塀につけられていて、この期間はその窓からお家の中に飾られてある雛人形を見る事ができるんです!
なんだか人のお家を覗き見してるみたいですけど(笑)
さじき窓を中から見るとこんな感じ。
ここから見るお祭りは本当に特等席ですね~!
古い近江日野商人のお屋敷や町家など、古い町並みも楽しみながらのんびりお散歩。
連休中という事もあり、こちらの信楽院(しんぎょういん)では特別イベントとして
フォークコンサートなんかも開催されていました。
天井には立派な雲竜の水墨画もあり上からの降りてくる感じ!
ものすごい迫力でしたよ~!!
でもこの日はその下でゆるりとしたフォークの時間♪
かわいらしい雛人形のおみくじがあったり、町の至る所に竹のお雛様も!
そこに書いてある一言がまたいい感じ♪
自分の気に入った一言を探すのも楽しみのひとつ!!
タイミングよく開催されていた『ヒンメリ展』にもお邪魔してきましたよ!
ヒンメリとはフィンランドの伝統的な装飾品で藁に糸を通して作る光のモビールだそうです。
日本人の作家さんが作られた作品が展示されていて、やわらかい動きを見ているだけでなんだかリラックス!
軽いので少しの空気の動きでゆらゆらと動くんです!
お家にひとつ欲しくなりました。
お雛様の展示してある各所ではボランティアの方から丁寧に説明もして頂き、
貴重なお雛様の数々を堪能してきました。
そんな日野のひなまつり紀行は3月8日まで!
京都から意外と!そんなに遠くない日野町。
人も少なくのんびりとお散歩感覚で楽しめますよ~(^^)