Cafe Run 【vol.6 若狭/SOL’S COFFEE・まる志ん】
8月のCafe Run。
まだまだ猛暑が残る京都の夏。
普段走る事のない場所を自らの足で巡り
地産のモノを美味しくいただくRun&Cafe。
この日のアウトドアプログラムCafe Runは、少し足を伸ばして、
暑い京都を飛びだし、滋賀を越え「福井県若狭町」へ。
福井県といっても滋賀高島市すぐお隣なので
Nadiがある京都北山からは、なんと1時間ちょっとあれば行けちゃうんです。
まず訪れたのは、涼を求めて
名水百選にも選ばれている若狭町の〝瓜割の滝〟へ
この周辺の場所は”水の森“という名前でも親しまれている地域で
地元の方々も、日頃からおいしいお水を汲みにこられているようです。
駐車場に着き、滝に向かい道を進んでいくと
気温も下がり、涼しい風が山から吹いてきます。
苔がもりもりと生えている雰囲気のある場所になってくると
下からの湧き上がってくるような、ミストとマイナスイオンが溢れる見事な滝が!
周りの自然に溶け込むような、透き通った水の幻想的な景色です。
なんといっても驚くのが水の冷たさ!
気温がとても高いこの時期に、足をつけると
キンキンに冷えた湧き水が、いっきにカラダの体温を冷やしてくれます。
ほんとに冷たく、数分でもう足を出さないと冷え切ってしまうほど。
昔の言い伝えで、瓜を冷やしておこうと水に浸けておくと割れてしまうほどの冷たさから
「瓜割の滝」と名前がついたそうです。
滝を抜け少し登っていくと
弘法大師が作らせたと言われる、八十八体の石仏が現れます。
上の写真、一瞬カンフーのTOMI先生を思い出しました、似てませんか(笑)。
お堂の周りには、ぐるりとたくさんの石仏が並んでいます。
こんな見どころがある、緑溢れる水の森を
Runではなく、、お散歩でエネルギーチャージして巡ります。
戻ってきた駐車場付近お土産所〝名水の里〟では
地元の特産品や新鮮なお野菜などをさっそく購入していました。
次に寄る途中、十善の森古墳の上にちょっと寄り道
古墳の上からは、こんな風景が広がっていました。
そして次に向かうは、「熊川宿」へ
夏空で出迎えてくれました。
〝熊川宿〟は、若狭からの海の幸を運ぶ際の重要な宿場町として栄えた場所、
街並みは、重要伝統的建造物群保存地区にも選えばれているんです。
ここでは、ようやくRUNスタート。
町並みの雰囲気を自らの足で、そして肌で感じ
走ったり、歩いたり、、、この日はほぼ歩きましたが(笑)
そしてなんといっても、お楽しみは
その日にチョイスしたお目当のカフェやお食事処でご褒美休憩するのも、
楽しみのひとつです。
この日のランチは
熊川宿の中心にある「葛と鯖寿しの店 まる志ん」さんへ。
葛にこだわった専門店で国産の生サバのみで仕込む、
自家製の鯖寿し専門店としても有名なお店です。
名物のおろし葛そばと、シメ鯖・焼き鯖を楽しめる
鯖寿司ご膳をいただきました。
その後は、少し満たしたお腹のスペースを空けに
町にある白石神社と言われる神社のトレイルを少し散策し
珈琲ブレイクに立ち寄ったのが
「SOL’S COFFEE LABORATORY」さん
「毎日飲んでも身体に優しい」
をコンセプトにしたコーヒーショップです。
先程立ち寄った、瓜割りの水を使用した
ひとつひとつハンドピックされた手間かけ、
温かみのある香り豊かな珈琲がおすすめです。
古民家をリノベーションしたお店の前
熊川宿の町並の道に沿って流れる小さな川に足をつけ涼しく頂きました。
〝水〟が生活の中に根付く場所。
暑い中しっかり自分の足でこの町を巡ったことで、
身をもって水とこの地域の素晴らしさ、自然のありがたさを体感することができました。
カラダも使って、楽しみながらブラり小旅行の休日。
カラダとお腹が喜ぶアウトドアクラスの時間となりました。
暑い夏も、アウトドアとスタジオでお待ちしております。
【本日訪れたお店の情報】
—SOL’S COFFEE LABORATORY-
福井県三方上中郡若狭町熊川30-6-1
営業時間 8:00~17:00
定休日休 火・水
—葛と鯖寿しの店 まる志ん―
福井県三方上中郡若狭町 熊川39−11−1
営業時間 9:00~17:00